ヌートリア製品の買取に関する様々な情報をご紹介

このページではヌートリアの買取相場は毛皮買取業者によってどれくらい違うのか、ヌートリアの買取相場例やヌートリアについて特徴やブランドについてご紹介していきます。
ヌートリアの買取価格は業者によってこんなに違う!?
まずはヌートリア製品の買取価格は買取業者によってどれくらい差がつくのかを比較してご紹介します


毛皮買取業者 A社 | 30,000円 |
---|---|
毛皮買取業者 B社 | 21,000円 |
毛皮買取業者 C社 | 10,000円 |
毛皮買取業者 D社 | 2,000円 |
同じヌートリアのコートでもこのように買取業者によって数万円単位で買取価格に差が付く事があります。
ここまで買取価格に差がつく理由は「1.販売経路」「2.指値ルール」「3.在庫状況」など色々ありますが、「毛皮買取業者の選択」を間違えればヌートリア製品を高く売る事は出来ないという事です。
また、毛皮の価値など関係なく「まとめて500円で売るまで帰りません」「貴金属を出せばまとめて買取してやる」といったような横柄な態度を取る買取業者もいますので、毛皮買取において買取業者の選択がどれほど大切か分かるかと思います。
これからヌートリアの買取情報について色々と紹介していきますが、ヌートリア(毛皮製品)の買取をお考えの方の為に、先におすすめの毛皮買取業者をご紹介しておきます。
間違いなし!おすすめの毛皮買取業者はこちら
ヌートリア製品の買取相場など様々な情報をご紹介

先に「1.色々なヌートリア製品の買取相場を一覧」で紹介し、その後「2.画像付きで毛皮の買取情報」を紹介していきます。
ヌートリアの買取を考えている際には参考にしてください。
毛皮製品 | 状態 | 買取相場 |
---|---|---|
ヌートリアロングコート | 並品 | 2000円 |
FOXEY製ヌートリアジャケット | 美品 | 18000円 |
ヌートリアファージャケット | 並品 | 3000円 |
カシミアコート(襟にヌートリアファー) | 美品 | 9000円 |
HERMES製カシミアストール | 美品 | 25000円 |
ラム×ヌートリアロングコート | 並品 | 6000円 |
ヌートリアファー付セットアップ | 並品 | 3000円 |
ヌートリアリバーシブルコート | 美品 | 3万円 |
FOXEY製ヌートリアファーストール | 美品 | 22000円 |
ロロピアーナ製ヌートリアダウンコート | 並品 | 15000円 |
ざっとヌートリアの買取相場を一覧で紹介しましたが、次は画像付きでヌートリアの買取情報を説明も添えながら紹介していきます。
【画像付き】詳しいヌートリアの買取情報をご紹介
-
ヌートリア
マックスマーラ
ロングコート買取価格 ¥15,000ヌートリアファーがトリミングされたロングコートで、昔の品ですが目立つダメージもなく概ね美品に分類されます。ブランドの人気度も高いため買取価格はやや高めに付くことが多く、こちらの品だと大体15000円前後の買取価格になるそうです。
-
ヌートリア
ロングコート買取価格 ¥2,000かなり古いコートで、若干の毛抜けや色褪せなどの経年劣化がある品です。毛皮は状態によって買取相場に大きな差が出ますが、こちらは劣化が進んだ状態のため2000円前後の買取価格が限界だそうです。もちろん状態が良ければこれ以上の買取価格も十分期待できます。
-
ヌートリア
FOXEY製
コート買取価格 ¥18,000こちらは毛皮で有名なFOXEY製のコートです。毛皮はファー部分に付いているのみですが、元々の質が良く劣化も少ないため、買取価格は18000円前後が期待できる品だそうです。毛皮が使われている面積や状態によっても、買取価格は大幅に変動します。
衣類系の買取価格は定価と比べると低くなりがちですが、高級素材であるヌートリア製品ならば基本的に良い買取価格が期待できます。
ですので、前述にもありましたがヌートリア製品の買取の際には買取業者の選択は非常に大切です!
また、ヌートリアは状態によっても買取相場が大きく異なりますので、買取依頼の際にはヌートリアの保管に関しても気を付けるようにしましょう。
ヌートリアとは?ヌートリアについて特徴をご紹介

毛皮製品のヌートリアとは「ネズミ目ヌートリア科」に分類される小動物「ヌートリア」の毛皮を用いて作られた製品の総称です。ヌートリアの毛皮は主に「コート」や「マフラー」「ショール」などに使われることが多く、かつては軍用服として使われていた歴史もあり、メンズ製品も沢山作られてきました。
ヌートリアは非常に柔らかい綿毛を持ち、まるでチンチラにも似た滑らかな感触が特徴です。本来は硬い差し毛に覆われていますが、差し毛は綺麗に抜いてから服飾品に加工されるので、前述のような柔らかな感触になっています。また染色も容易で、暗く染めることも白くブリーチすることも可能です。
ヌートリアは安価で上質な毛皮が採れることから、かつては軍隊の防寒用飛行服の裏地として重宝され、世界各国で飼育されてきました。ヌートリアはネズミの仲間であるため大量生産が簡単で、日本でも1930年頃にフランスから150頭が輸入されました。5年後には国内で4万頭にも増えていたことからも、その繁殖力の高さがうかがえます。
また、ヌートリアは一応は食肉として利用することも出来るので食料としてのタンパク増産も見込め、まさに戦時中~戦後の日本にとっては打ってつけの生き物だったのです。
ですが戦争が終わると毛皮としてのヌートリアの需要はなくなってしまったため、余ったヌートリアが野生化し、今では害獣として認知されています。ヌートリアはネズミの仲間ではありますが身体は大きく、体長は60cm前後、体重は10kg近くまで成長するような個体も多いです。その大きさゆえに天敵が存在しない点も、野生下の増殖に拍車を掛けました。
そのため日本でも毎年多数が駆除されており、最も捕獲数が多い岡山県では年間800頭前後が駆除(または捕獲)されているそうです。